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人と地球と未来にやさしいものづくり

防災・減災を支える①

近年、日本では地震・火山災害のような大規模災害だけでなく、雨風や雪・雷などによる気象災害も増加し、防災・減災対策が急務となっています。
タキロンシーアイでは長年培ったプラスチック加工技術を活かし、防災・減災対策に貢献できる暗闇対策製品と水災対策製品を開発。災害が想定される全国のあらゆる場所で貢献しています。

水災対策製品「フラッドセーフシリーズ」

タキロンシーアイ㈱

気候変動やヒートアイランド現象に起因する都市部を中心とした局所的かつ短時間に発生する強烈な降雨(ゲリラ豪雨)は、内水氾濫や外水氾濫などの浸水被害をもたらすため、近年は浸水防止を目的とする止水製品が注目されています。
一方、止水製品としては古くから土のうや水のう、角落しなどがありますが、重い上に止水性能が不十分などの欠点があります。
そこで、面材部分に樹脂パネルを採用した軽量パネル止水板「フラッドセーフシリーズ」を開発。女性やお年寄りでも持ち運び可能で、簡単な操作での高い止水性能を実現しました。

フラッドセーフライト

簡単な操作で設置ができ、優れた止水性を発揮します 。また、基本的に工事は不要(※1)で、急なゲリラ豪雨にも素早く対応できます。建物の意匠を損ねませんので、銀行、店舗、マンション、オフィスなどの水災対策に広くご採用いただいております。
(※1) 設置場所により軽微な工事が必要な場合があります。

フラッドセーフパネル

簡単な操作で設置ができ、優れた止水性を発揮します。設置用柱の工事を伴いますが、中間柱により広い間口にも対応できます。地下駐車場・地下鉄、変電設備やポンプ場など、公共施設の水災対策に広くご採用いただいております。

暗闇対策製品「ルミセーフシリーズ」

タキロンシーアイ㈱

地震などの大規模災害が夜間に発生した場合、電力施設・設備の被災により停電となるケースが考えられます。災害発生時には、避難所など安全な場所への避難が最優先ですが、夜間の停電時には階段や通路でのけが、さらには避難する場所や方向さえ判別できなくなる恐れがあります。
そこで、蓄光技術を活かし、日没から日の出までを想定した12時間後も暗闇で視認が可能な暗闇対策製品「ルミセーフシリーズ」を開発。夜間停電時の避難誘導製品として、屋内外のさまざまな場面での暗闇対策に効果を発揮します。

ルミセーフサイン

JIS9097(津波避難誘導標識システム)およびJIS9098(災害種別避難誘導標識システム)にて明記される、「屋外における蓄光材料のりん光輝度区分」に対応する蓄光製品です。オリジナルの柔軟な蓄光シートをベースにさまざまな仕様に対応しています。各地の避難所・避難場所への誘導標識として、広くご採用いただいております。

ルミセーフステップ

停電時の津波発生などにより垂直避難誘導が必要な場合、導線の遠方からの階段認識に効果を発揮します。避難所・津波避難タワー、「津波避難所」の指定を受けたマンション・ビルなどの施設および工場、病院など、災害発生非常時の使用が想定される階段だけではなく、通常時でも安全歩行への関心が高い施設の階段にもご採用いただいています。

ルミセーフシート・ルミセーフライン

階段段鼻、床面などに施工することで暗闇時でも階段・通路の輪郭を明確にします。粘着テープ仕様で簡単に施工ができ、夜間の停電時でも安全な避難が確保できます。

ルミセーフフレックス

柔軟でカットなどの加工が容易なシート材です。手すりや壁コーナー部などに切って貼るだけの簡単設置が可能ですので、暗闇対策にさまざまなシーンで活躍します。

「止水板」開発者の声

全ての人が使いやすい製品を目指して

東日本大震災で被災した地域に勤務していたこともあり、減災に対してより貢献できる商品開発を目指し、人の生活や資産を守ることのできる止水板を誰でも取り付けできる商品として提供したいとの思いから、軽量で丈夫なプラスチックの特性を活かした新しい止水板を開発しました。
今後はよりお客様の声に耳を傾けて、製品の改良やさらなる新製品の開発に努めていきたいと思います。

安富工場 床技術グループ/止水板担当:有村友孝

防災・減災を支える②

日本は豊かな「水」に恵まれた国土を有する国ですが、一方で大型台風や集中豪雨などによる「水」に関わる災害も多く発生しています。また、地震多発国でもあるわが国では、副次的に発生するさまざまな「水」に関わる事故が私たちの生活を脅かすことがあります。このような災害・事故対策に「ビノン遮水シート」は縁の下の力持ちとして、さまざまな場所で防災・減災を支えています。

防災・減災に応用される「ビノン遮水シート」

タキロンシーアイ㈱

タキロンシーアイ㈱が取り扱うインフラマテリアル関連製品である「ビノン遮水シート」は、ポリエチレンや塩ビを主原料としており、熱による融着が容易でつなぎ合わせることにより大きなサイズにも加工できるため、広い面積で遮水性を求められる用途で活躍しています。
廃棄物や汚染水が外部へ漏れ出すことがあってはいけない産業廃棄物処分場や海からの浸水を防ぐ防潮堤への適用など、環境保護や防災・減災などを目的とする用途に幅広く応用されています。

※広い面積でも加工が可能

産業廃棄物処分場

産業廃棄物処分場

防潮堤

防潮堤

土壌汚染を防ぐ

2011年に発生した東日本大震災により被災した福島第一原子力発電所から飛散した放射性物質は、周辺地域の土壌や瓦礫、落ち葉などを汚染しましたが、その除染作業により特定廃棄物が大量に発生しました。これらの特定廃棄物は一旦、除染仮置場で保管されていますが、将来的には中間貯蔵施設での保管が予定されており、今後、数年をかけて中間貯蔵施設の新設が行われる計画です。その施設では、汚染水の漏出を防ぐという重要な機能が求められており、遮水性に優れた「ビノン土木用遮水シート」が採用されています。

※環境面だけでなく安全面も

除染仮置場

除染仮置場

中間貯蔵施設(イメージ)

中間貯蔵施設(イメージ)

「水」の脅威から生活を守る

近年の気候温暖化に起因するとされる大型台風や突発的な集中豪雨などによりもたらされる多量の雨水により、浸水や洪水などの水害が発生するケースが増加しています。そのため、地方公共団体施設や大型店舗などの建設工事に併せて設置される地下の大型雨水貯留設備、また雨水の流入による急激な増水による堤防の決壊や河川の氾濫を防ぐための堤防改修工事や補強工事など、広い面積で遮水機能が求められる用途にも「ビノン遮水シート」は採用されています。
長年の経験を生かした技術的見地からの提案、国内2工場(九州・栃木)での製造および加工、グループ企業であるシーアイマテックス(株)による施工管理など、一貫した対応が可能です。また、特殊な機能を付与した複層化シートの開発や現場施工の手間を省くためのシートの広幅化などお客様からのご要望にお応えできる製品の開発・提供にも努めています。