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環境報告

環境指標

タキロンシーアイグループでは環境負荷低減・環境保全に向けた取り組みの一環として、各生産拠点(一部グループ会社も含む)における各環境指標についてデータを集計の上、分析。事業活動に伴う環境負荷の低減に取り組み、その実績を評価することで、環境保全活動を推進しています。

省エネ・省資源の取り組み

旧タキロンにおける2016年度のグループ全体のエネルギー使用量は微増となりましたが、生産設備の効率向上などに伴い原単位は昨年度から低減しました。またCO2排出量については、半導体・液晶関連需要の拡大に伴う増産およびグループ会社における生産設備の稼働開始に伴い、グループ全体としては前年度から増加しました。
旧シーアイ化成における2016年度のエネルギー使用量およびCO2排出量は前年度から減少しましたが、これは主に生産量が減少したことによるものです。生産効率アップ・歩留り向上などの省エネ活動を継続して実施しましたが、生産量の減少および一部事業の整理などによる生産効率の悪化の影響が大きく、原単位については前年度比4.3%の増加となりました。

エネルギー使用量とエネルギー原単位の推移

■旧タキロン

■旧シーアイ化成(本体のみ)

CO2(二酸化炭素)排出量

■旧タキロン

■旧シーアイ化成(本体のみ)

※2012年度より営業車両などのCO2排出量も集計

※過去の数値に誤りがありましたので訂正しております。

ゼロエミッションの取り組み

旧タキロンでは、「排出物総量に対する埋立・単純焼却処分率をゼロに近づけていくこと」をゼロエミッションと定義。2016年度については、グループ会社でFRP関連の生産設備が新たに稼働。再利用されるマテリアルサイクル量が増加する結果となり、排出物処理量も前年度から増加しました。
旧シーアイ化成では、「事業活動で排出した廃棄物の埋立処理量を総排出量の1%以下とする」ことをセロエミッションと定義。2016年度については、副資材の処分とユーティリティの整備などにより、前年度から20%増加する結果となりました。

排出物の処理およびゼロエミッションの推移

■旧タキロン

旧タキロングループにおけるゼロエミッションの定義
廃棄物 生産活動において投入した原材料に対して製品以外に発生した全てのもので、直接工程に材料として還元された分(工程内リターン)を除いたもの
有価物 排出物の中で有価物として売却したり、原材料(ダンボールなど)を納入する業者に再利用を目的に引き渡したもの
産業廃棄物 排出物の中で有価物として再利用することが困難でマニフェストを発行し廃棄物処理したもの
埋立て
単純焼却処分率(%)
(埋立て+単純焼却)処分量÷総廃棄物×100

■旧シーアイ化成

旧シーアイ化成グループにおけるゼロエミッションの定義
廃棄物 一般廃棄物および産業廃棄物
有価物 排出物の中で有価物として売却したもの
埋立量 埋立処理された量
埋立率(%) 埋立量÷( 廃棄物排出量+有価物排出量)X100

*2011 年度からグループ会社含めて算出

化学物質の管理と低減の取り組み

タキロンシーアイが取り扱う化学物質のうち、環境負荷の大きいPRTR法対象化学物質については今後も引き続きグループ全体で代替物質への転換、対象物質の使用量削減に取り組んでいきます。
旧タキロングループでは2011年度から国内グループ会社も対象としてデータを集計しています。PRTR法対象物質の排出量は総じて減少傾向にありますが、2016年度はほぼ前年度並みの排出量となりました。そのうち接着剤に含有されるトルエンは排出量が増えましたが、FRP原料に含まれるスチレンについては排気処理設備の導入により排出量を削減しました。
一方、移動量のうちフタル酸ビスは、当該物質を含む製品の増産に伴い増加。また、安定剤に含まれる鉛およびその化合物、有機スズ化合物も、半導体・液晶関連需要の拡大により増加し、移動総量は前年度から増える結果となりました。
旧シーアイ化成グループでは2015年度から国内グループ会社を対象としてデータを集計しています。トルエンの排出・移動量については、グループ会社での使用量の増加に伴い、排出・移動量とも前年度から増加しました。また、フタル酸ビスの移動量については、排気経路に付着したものを回収し廃油として処分したために増加しました。

PRTR法対象化学物資の排出量の推移

■旧タキロン

■旧シーアイ化成

PRTR法対象化学物質の移動量の推移

■旧タキロン

■旧シーアイ化成

水資源の有効利用の取り組み

タキロンシーアイグループでは、限りある水資源の有効利用を図るためにグループ全生産拠点の用水量・排水量を適切に把握しています。
生産時の冷却水の循環利用、節水設備の導入などを進めることで、用水量・排水量の削減に努めます。

■旧タキロン

■旧シーアイ化成(本体のみ)

※過去の数値に誤りがありましたので訂正しております。

貨物輸送量の推移

 旧タキロンは貨物輸送が年間3,000万トン・キロ以上の特定荷主です(旧シーアイ化成は対象外)。これまで合理化計画書と定期報告書を所管省庁に提出しており、その達成に向けて、グループ会社も含めて物流拠点の見直しや積載効率向上に取り組んでいます。
2016年度は、商品・配送エリアによって路線便配送が難しくなるケースが増加。結果、積載率の低い定期便・貸切便が増えたため、2016年度原単位は前年同様の高い水準となりました。
2017年度はタキロンシーアイとして新たに特定荷主の対象となりますが、CO2削減・原単位低減を目的として幹線輸送(工場⇔物流拠点)へのトレーラーの導入を進めるとともにJRコンテナの活用を検討。また、今回の経営統合にあわせて物流拠点の統廃合および共同輸配送とともに基幹システムの統合を推進し、さらなる物流の効率化・省エネ化を図る方針です。

 

※タキロン㈱単体の集計

■エコシップ・モーダルシフトの効果

年度 CO2削減量 CO2削減率
2012 146t-CO2/年 52.7%
2013 139t-CO2/年 42.4%
2014 151t-CO2/年 45.3%
2015 150t-CO2/年 47.0%
2016 144t-CO2/年 43.4%

※タキロンはエコシップ・モーダルシフト事業実行委員会よりモーダルシフトの取り組みが認められ、平成24年度「エコシップ・モーダルシフト事業優良事業者 海事局長表彰」を受賞しました。