C.S.
生産企画・生産技術

私たちの構想が、
形になり、
生活を支えている
という実感

新事業推進部
電子部品管理グループ

C.S.

2017年入社・理工学研究科 機械工学専攻

キャリア
  • 2017年

    入社

  • 同年

    高機能材商品開発部 電子部品技術開発グループ

  • 2022年

    高機能材事業部 電子部品管理グループ

  • 2024年~現在

    新事業推進部 電子部品管理グループ

入社理由

大学時代は機械工学を専攻し、将来はデスクワークより製品や設備に触れながら仕事がしたいと考えていました。そのような中、合同説明会にてタキロンシーアイを知り、機械業界以外にも機械系の活躍の場が広く存在することを知りました。そして異業種の機械担当として働くことで、より多様な製品や設備に触れる機会が増えると考え、多種多様な製品を扱うタキロンシーアイに入社を決めました。

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現在の仕事内容について

試作から量産への
あらゆる課題を解決する

マイクロモータの生産技術を担当しています。主な業務は設備や治工具の設計・導入・修繕および製造工程の確立です。例えば、試作モータの量産立ち上げの際には、製造工程に沿った治工具を手配し、その治工具を使用した製造工程の指導や作業手順書の作成を行っています。試作時には問題なかったとしても、量産時も同様に問題なく進むことはなかなかありません。量産特有の問題が生じることも多く、試作時との相違点はなにか、部品に異常はないか、製造工程は想定通り進められているかなど、試作開発・品質管理・製造などすべての部隊に協力いただきながら課題解決に臨み、量産立ち上げを行います。
品質と効率の両方の観点から、より使いやすい治工具を手配し、より作業しやすい工程を整備のうえ、生産トラブルをより迅速に解決することが生産技術の仕事です。

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仕事のやりがいについて

知識と経験を動員し、
小さな部品の組み合わせで
製品をつくっていく

モノづくりに関わる人の共通のやりがいかもしれませんが、構想が現実のモノとなった瞬間、そして小さな部品が組み合わさり製品として完成する瞬間は大きな達成感があります。そのうえで、目標・課題に対するアプローチを自由に設定しやすいことが生産技術の魅力だと思います。例えば「シャフトに歯車を圧入する作業」という目標に対し、どのような作業が必要か、どのような作業手順であれば作業が容易か、そのためにはどのような治工具が必要か、使いやすく丈夫な治工具にするために形状・材質・寸法をどうするかなど、自身の裁量で決められる幅が大きいため、自由な発想で検討できます。選択肢が多い分、知識を広く必要とするため苦戦することも多いですが、上司・先輩社員にサポートをしてもらいながら完成した治工具が順調に製造工程で使用されるのを確認したときはやりがいを感じます。

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これからの挑戦について

生活に欠かせないものだからこそ、
市場の要望に応え続けていきたい

人目に触れる機会はあまりないものの、私たちの生活はモータなしには成り立たないといっても過言ではありません。電気を動きに変換するモータは、医療・産業・ホビーなど様々な用途に使用されています。今後、技術革新が進めばさらにモータの活躍の場は増え、同時に求められる能力も大きくなるでしょう。そのような中、「こんな装置があれば作業が効率化できる」「こんな装置があれば新たな技術を取り入れたモータを開発できる」といった要望に対し、どこまで対応できるかが生産技術の腕の見せ所だと思います。有り難いことに、入社当初はモータの試作開発を担当したり、生産技術を担当してすぐに大きいプロジェクトに参加したりと、様々な面からモータに携わる機会をいただいています。これらの経験を活かし、より良い製品をお届けできるよう挑戦し続けたいと思います。

※記事内容及び組織名称は、在籍当時のものを記載しています。

1日のスケジュール
  • 8:50

    出社・メール確認

  • 10:00

    治工具の設計

    製造で使用する治工具を設計します。ユーザーの要求に沿ったモータを製造できるよう、一品一様の治工具を設計します。

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    打ち合わせ準備

  • 14:00

    打ち合わせ

    担当している案件について打ち合わせを行います。打ち合わせ先は、社内・国内製造拠点・海外製造拠点・サプライヤー等多岐にわたります。

  • 15:00

    治工具の調整・組立

    手配した治工具をそのまま製造で使用することはできません。モータ製造用に微調整しています。

  • 17:00

    物品発注・書類整備

  • 18:00

    退社

プライベート

最近の楽しみは登山です。元来出不精の私が登山にはまりだしたのは社会人になってからです。友人に誘われしぶしぶ同行したことをきっかけに、登山の非日常感と頂上に辿りついた際の達成感に心を奪われました。頂上で自分が登ってきた道中を振り返ることが一番感動する瞬間です。登る途中は疲れた、下山中は足が痛いと考えている私が登山を続けられているのは、そんな魅力が登山に詰まっているからだと思います。

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