
米国の文化や
慣習を尊重し、
コミュニケーションを
とりながら働く
Bonset America Corporation 出向
Y.A.
2014年入社・工学部
- キャリア
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2014年
入社
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同年
岡山工場 岡山工務課
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2017年
岡山工場 技術グループ
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2018年
岡山工場 工務グループ
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2021年~現在
Bonset America Corporation
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- 入社理由
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大学では機械工学専攻として高分子材料の機械工学への応用を研究しており、その中で、製造業、特に化学系の企業で働きたいと考えるようになりました。最終的に入社を決めた理由は、タキロンシーアイの会社説明会で技術部門に所属している先輩社員の方のリアルな話を聞き、社風に惹かれ最終的には入社を決めました。

現在の仕事内容について
設備の管理、問題解決、
そして改善に向けた検討立案
シュリンクフィルムの製造販売を行う北米拠点のBonset Americaにおいて、主に生産および設備管理を担当しています。より安全かつ効率的に、お客様や社会の要求に沿った生産を実現するため、生産性の改善や設備改造などを検討し、実行することが重要なタスクです。駐在前は生産設備管理を担当していたため、アメリカでも設備の不具合解消や改善のための検討立案を行っています。また製造コスト分析や生産プロセスの合理化など、製造原価の低減に向けた検討立案も行っています。少し仕事内容から逸れますが、これらのタスクは一人では成し得ないため、現地のスタッフと日々コミュニケーションを取りながら進めています。商慣習や業務に対する考え方など、日本との様々な違いがありますが、その違いを理解し尊重した上で、どこに着地点を見出すかという点を意識しながら米国の仲間と共に働いています。

仕事のやりがいについて
“工場建設から水道修理まで”
多岐にわたる設備エンジニアの仕事
入社当時、先輩社員から「工務の仕事は工場建設から水道修理まで」と言われたことがあります。この言葉は、生産現場における設備エンジニアの仕事が多岐にわたることを示しています。実際、工務の仕事では製造現場のトラブルシューティングや新製品開発のための設備改造、生産能力増強に向けた建屋の増築など、幅広い業務に携わってきました。様々なプロジェクトにおいて、各部門とゴールを共有し、検討を重ね形にしていくこと、その結果最終的に会社に貢献できることが、私にとっての大きなやりがいにつながっています。このような経験は海外拠点でも変わりません。製造チームとして製造原価低減に取り組む際には、大小合わせて20を超えるアイデアを集め、検討・実施しました。語学の面では少なからず苦労もありましたが、成功と失敗を経験し、成果が見えたときには次へのモチベーションに繋がっています。

これからの挑戦について
技術的提案を通して、
新たな分野への成長を模索し続ける
私はBonset Americaの成長に貢献したいという強い思いを持っています。シュリンクフィルムの生産プロセスのブラッシュアップや様々なニーズへの対応には、継続的な取り組みが必要です。また、北米での新たな分野への挑戦も模索していく必要があると考えています。その中で、製造チームの一員として適切な技術的提案ができる人材でありたいと思っています。そのためには、生産技術に関する知識を積み上げるだけでなく、今まで以上に設備のトレンドや最新技術に対する感度を高める必要があります。こういったことを実現するためには、コミュニケーションツールとしての語学力も鍛えていかなければなりません。さらに、まだ抽象的な思いではありますが、海外拠点を知るエンジニアがもっと国内に増えてほしいと感じています。そのために具体的に何ができるかを今後考えていきたいと思います。
※記事内容及び組織名称は、在籍当時のものを記載しています。
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7:00
出社・朝ミーティング・メール確認
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8:00
生産データ集計/確認・生産フロア巡回
設備の稼働状況や5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の状況を確認
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9:00
担当案件の検討業務と資料作成
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11:00
打ち合わせ
生産性改善や安全会議、設備投資案件に関するチームミーティングやメーカーの方との打ち合わせもあります。
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12:00
昼食
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13:00
生産フロア巡回
設備の稼働状況の確認に加えて、担当案件に関わる現場確認や情報収集を行います。
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14:00
担当案件の検討業務と資料作成
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16:00
退社
月に1-2回本社との会議があり、時差があるため日本の朝、米国の夜に行うことが多いです。

これはBonset Americaがあるノースカロライナのとある州立公園でのひとコマですが、ノースカロライナは自然が豊かで海有り州でもありますので、週末は妻とトレッキングや釣りに行ったりしてリフレッシュしています。