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仲間意識・多面性の醸成を目指して ~「新人がいく!」研修~

サステナビリティ 2024年04月25日

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タキロンシーアイグループの魅力を伝えるショート動画制作に挑戦


タキロンシーアイグループでは2021年より総合職2年目と1年目が協働し、創出した成果を社内発表する研修活動企画「新人がいく!」を実施しています。

この企画は、当時新型コロナの流行により制限されていた新人同士のコミュニケーションの醸成やチームワーキングの場を提供するために発足しました。ねらいとして「自分の会社を深く知る」「人とのつながり~仲間意識・多面性の醸成~」を掲げており、次世代を担う社員に幅広い視点を持ってほしいという会社の想いが込められています。

3回目となる2023年度のテーマは、「タキロンシーアイグループの魅力を伝えるショート動画の制作」。
様々な職種と勤務場所の総合職12年目の計25名が参加し、5チームに分かれて動画制作に挑みました。

制作期間は20239月から12月。9月のキックオフで全員に研修の目的が共有されると、それぞれのフレッシュな視点を活かしながら、企業PRやリクルーティングに繋がるような“刺さる” 動画制作に取り組みました。それぞれ勤務する場所は異なりますが、定期的にオンラインでミーティングを行い、チームワークを存分に発揮して動画を作り上げました。

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新人たちが得られたものは?


動画の成果発表会が行われたのは20241月。
会場はタキロンシーアイの親会社である伊藤忠商事株式会社が運営する「ITOCHU SDGs STUDIO」にて、参加メンバー全員が初めて対面で顔を合わせました。

大人がこどもの視点に立って世界を見ることができる『こどもの視点カフェ』を見学
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ITOCHU SDGs STUDIO」を見学した後には制作したショート動画のお披露目。各チームの代表が動画に込めた想いやこだわりを紹介してから、上映しました。
各チームの代表が制作した動画の概要を説明しました
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最後には表彰式、そして懇親会も終始和やかな雰囲気で行われました。年代を越えて、1年目と2年目の若手社員がつながりを深める非常に良い機会となりました。
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新人たちの声



研修に参加した12年目社員からは、「12年目の社員間のネットワークを形成することができた」「メンバーで協働して成果物を作り上げることができた」などの声が多く寄せられました。

また、「日頃の業務と異なり、慣れない動画作成にはじめは苦労した」という感想もありましたが、「今回の制作を通して、動画作成に関する知識を得られただけではなく、企業PRの難しさと重要性も認識できた」という声も挙がっていました。


次世代のリーダーたちに届けたいこと


運営メンバーより

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人事総務部 内田達也部長

会社において、ひとりでは仕事ができません。仕事はチームでやるものです。

タキロンシーアイグループは組織力をさらに強化し企業価値を向上させていきたいと考えています。そのためには、社員ひとり一人の個の力の発揮はもちろんですが、全社レベルのチーム力の増強が必須です。コロナ禍を経て、社員間のコミュニケーションのあり方や仲間意識醸成のハードルは上がっており、その重要性を再認識しています。新人たちがこの研修を通じて得られた資産は組織力強化に通じる無限の価値を有しているはずです。ゆくゆく大きく花開くことを期待しています。



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広報・IR室 髙田清志室長 ※研修当時の役職

創立100年を超えるタキロンシーアイグループがさらに200年、300年と価値を創造し続けていくためには、「多様性」は不可欠な要素の一つであり、企業成長のドライバーそのものです。

一方で新入社員として部門に配属され業務と知見の習得に日々邁進する中で、気が付けばかつて持っていたフレッシュな視点や多様なものの見方が徐々に薄れたり、忘れられたりしてしまうことはままあることかもしれません。この研修のような機会を通じて会社側としては「多様性」に常にスポットを当て続け、その潜在価値を育んでいきたいと考えています。