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交通インフラ整備に使用されるトンネル用止水材「ビノンハイドロタイト」(「CSR報告書2017」掲載情報)

2017/10/01

製品トピックスインフラマテリアル

「ビノンハイドロタイト」は吸水性樹脂と合成ゴムを特殊製法で加熱成形させた水膨張性止水材です。
加硫ゴムと同様のパッキング効果に適した反発弾性・復元性に加えて、優れた水膨張特性を有し、セグメント用止水材として幅広く利用されています。

渋滞緩和の一翼を担う

首都圏では、長年の懸案であった東京外かく環状道路の全線開通(関越~東名)に向けて整備工事が急ピッチで進められています。これは、関越自動車道路の大泉ジャンクションと東名高速道路の東名ジャンクション(仮称)までの約16kmを全線地下トンネルでつなぎますが、本線シールドトンネルの外径は15.8mと大きく、また最大深度は地下40mと深い位置を通ります。
この整備工事により首都高速道路および一般幹線道路での渋滞解消のみならず、間接的ながら自動車から排出される二酸化炭素の排出量の削減が期待できます。この大深度・大口径のトンネル工事にも水膨張性止水材ハイドロタイトが採用されています。

シールドトンネル使用例

カルバートボックス使用例

国内だけでなく海外でも

“水を持って水を制する”のコンセプトを持って開発されてから30年以上にわたり、トップブランドとして認知され東京湾横断道路やシンガポール・香港の地下鉄工事など国内外の数多くのトンネル物件に採用されました。最近では国内の大型物件はもとより、インドネシア初の地下鉄工事や現在進行中のベトナム初のホーチミン地下鉄工事でも採用され、交通渋滞の解消に向けた交通インフラの整備に貢献しています。

■30カ国、100以上の施設で使用(2017年3月現在)

交通・都市インフラ整備工事に欠かせない存在

山岳トンネル用途では「ビノントンネル防水シート」、地下駐車場、地下鉄駅舎部などのコンクリート打継部には「ビノンハイドロタイト シージェイタイプ」が採用されるなど交通・都市インフラ整備工事の幅広い分野で活躍しています。
長年の経験により技術的な提案から製造、加工、販売までの一貫した対応が可能です。

■さまざまな条件に対応

山岳トンネル向けNATM シート使用例

コンクリート打継使用例

 

※本掲載内容については2017年10月時点のものです。最新の情報とは異なっている場合があります。

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