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雨どいの補修

雨どいが老朽化したり、砂や落葉が詰まったり、接続部がはずれて雨水があふれていませんか。一年中、日光にさらされ、夏の暑さや冬の凍て付きで、雨どいは傷められています。ヒビ割れや穴あきなどの破損には、気が付きにくいものです。このままの状態にしていると、梅雨や台風シーズンに雨漏りや、雨水が家屋に飛び散り、家の寿命に影響を及ぼす恐れがあります。ちょっとした気くばりが、家屋を長持ちさせます。この機会に、お住まいの外回りをチェックしてみませんか。

のたてどい60万能シリーズは、他社メーカー品にも接続対応が可能です。

安全のため必ずお守りください。

  • はしごでの作業は危険ですので、絶対にしないでください。
  • 脚立を用いてしっかりと足場を固定して作業してください。
  • 転倒・落下の恐れがあるので、雨どい、金具に体重をかけないようにしてください。
  • 軒どい、たてどいを金具から取外す時、また金具を外す時急に外れることが有りますので、反動で転倒しないように充分注意してください。

補修に必要な材料

軒どいの交換

1.軒どい金具の交換

軒どい金具が折れたり、曲っていたら新しい金具と交換します。古い金具を取り外し別の位置に新しい金具を取付けます。従来の金具取付高さ及び間隔に合わせて取付けてください。軒どいが破損している場合、破損箇所から10cm程度横を切断します。

2.軒どいの寸法取り

軒どいの寸法は、軒どい金具にのせて正確に寸法取りします。
軒どいの端面から端面までの距離を寸法取りします。巻尺(コンベックススケール)での寸法取りも可能です。

3.軒どいの切断

切断位置がゆがまないように、軒どいをしっかりおさえ、軒どいの底面から切断します。
切断後軒どいに付着した切りくず、バリはきれいに取り除いてください。

4.軒どい金具による固定

軒どいを金具の上にのせて、金具の前のツメを折り返し、しっかりと固定します。

5.軒どいの接続

接着は軒継手内側にまんべんなく、タキボンド500を塗り軒どいを接着します。軒継手と同様に曲り、止り等を接着します。接着後はみ出した接着剤は拭き取ってください。
*古い雨どいに付着している泥、ごみ、水分等は、雑巾できれいに取り除いて接着してください。

たてどいの交換

1.たてどいの交換

軒どいと同様に、たてどい金具を交換し、破損した部分を取り除きます。取り除いた部分を巻尺(コンベックススケール)にて寸法取りします。たてどいを切断し、万能たて継手にまんべんなく、タキボンド500を塗り、たてどいと接着します。

※万能たて継手は水の流れの方向性があります。間違えて使用すると水漏れの原因となりますので注意してください。

排水を考える

排水が床下等に流れ込まない様にしてください。カビやシロアリ等の原因となる事があります。

よびどいの交換

1.よびどいの交換

破損している部分を取り除きます。
じょうご・F型集水器に取り付けてある万能エルボから交換する場合は、エルボ(じょうご・F型集水器側)、よびどい、エルボ(壁側)と交換します。たてどいも交換する場合は、たて継手を使用して、接着していきます。

※エルボは水の流れの方向性があります。間違えて使用すると水漏れの原因になりますので注意してください。

他社メーカー品を施工する場合
水上側はたてどいが入るところまで差し込んでください。
他社メーカー品(丸たてどい60サイズ)と併用する場合は万能たて断手(万能エルボ)をご使用ください。(JIS管は除く)

取り扱い上の注意

  • 雨どいをたたいたり、投げたり、落したりしないようにしてください。
  • 雨どい本体や部品、取り付け金具の上に乗ったりしないでください。
  • 雨水排水以外の用途や食品用途に使わないでください。
  • 軒どい金具に溶接などの加工をしないでください。
  • テレビアンテナの固定や天日温水器用の給水ホースの固定などに雨どい取り付け金具を利用しないでください。
  • たてどいやたてどい取り付け金具に犬などをつながないでください。
  • 金具にひもや針金等をくくり付けないでください。
  • 雨どいの近くで火気を取り扱わないでください。
  • 熱反射物を避けて施工してください。
  • 温度差による軒どいの伸縮を吸収してください。
  • 見切り板等が鼻隠しから突出している場合は、見切り板を軒どい底面より下げてください。
  • 雨だれにより、地面に“くぼみ”ができる可能性があります。玉砂利や芝生などを敷くことにより対処することができます。
  • 軒どい底面から水跳ねした雨水や風により巻き込まれた雨水が、鼻隠し側に回り込むことがあります。
  • ステンレス製金具は優れた耐食性を有していますが、特定の環境下(海岸地帯、工場地域、温泉地域等、左記に準ずるような過酷な条件)では錆びることがあります。
  • バルコニーのストレーナーキャップや目皿は、たてどい内がゴミ等で詰まらないように目の小さいものを使用してください。

接着剤(タキボンド500)についての注意

  • 雨どい製品の接着施工には、専用接着剤『タキボンド500』をご使用ください。
  • 雨どい製品の接着施工用途以外には使用しないでください。
  • 可燃性溶剤が含まれておりますので、作業場所は「火気厳禁」としてください。(第2類引火性固体 危険等級Ⅲ)
  • 有機溶剤が含まれており、中毒になるおそれがあるので屋内では使用しないでください。また、換気の良い場所で使用し、必要に応じて適切な保護具(マスク・保護手袋等)を着用してご使用ください。
  • できるだけ皮膚にふれないようにし、皮膚についた場合は速やかに拭き取り、石鹸を使用しよく洗い流してください。
  • 万一、目に入った場合は、すぐに水でよく洗浄し、速やかに医師の診断を受けて下さい。
  • 幼児や子ども等によるいたずらに注意し、直射日光を避け、涼しい一定の場所で保管してください。
  • 不明な点は、安全データシート(SDS)をご参照ください。