サステナビリティ経営

マテリアリティ

タキロンシーアイグループは、SDGsをはじめとする社会課題やESG(環境・社会・ガバナンス)に関する社会的要請の変化を踏まえ、優先的に取り組むべきマテリアリティ(サステナビリティ上の重要課題)10項目を2019年度に特定しました。
マテリアリティ毎の数値目標を3か年にわたる「マテリアリティ中期計画」として設定し、さらに中期経営計画の定性目標である重点施策のKPIに、数値目標の一部を組み入れることで、サステナビリティ経営を実践的に推進する体制を整備しています。
年度目標達成に向け各々の取り組みが着実に進捗するよう、今後とも、当社グループ一体となり成果を追及していきます。

マテリアリティ中期計画

3か年の進捗全容は、PDF版でご覧いただけます。

2022年度の実績は、目標を概ね達成することができましたが、環境配慮型製品の開発については、環境配慮型製品と判断するカウント方法を以前と比べ基準を見直したことにより、実績件数としては目標未達となってしまっておりますが、当社の環境配慮型製品の開発テーマは少なくはなく、引き続き、市場ニーズに応えるべく、環境配慮型製品の開発・上市に向けて促進をし、2023年度の全項目の目標達成に向けて継続的に取り組んでいきます。

企業成長の源泉

1価値創造を支える企業風土の
醸成

  • 8 働きがいも経済成長も
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう

中期ロードマップ

評価の基準(KPI) 2022年度
(実績)
2023年度
(目標)
チャレンジ推進施策年間実施件数 3件 4
アンケートによる
チャレンジ文化浸透評価点※1
62% 70%以上

2ポリマー加工技術の深化

  • 2 飢餓をゼロに
  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを

中期ロードマップ

評価の基準(KPI) 2022年度
(実績)
2023年度
(目標)
新製品売上高比率※1 21.5% 20%以上
新技術創出件数(特許出願件数) 50件 50件/年
以上

個の尊重

3ダイバーシティの推進

  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 10 人や国の不平等をなくそう

中期ロードマップ

評価の基準(KPI) 2022年度
(実績)
2023年度
(目標)
ダイバーシティ&インクルージョンに関する社内教育の受講率 100% 100
教育実施後のアンケートによる理解度 94% 60
管理職に占める女性比率
(2024年4月1日時点)※1※2
3.0% 3.0
リーダー相当職に占める女性比率
(2024年4月1日時点)
5.7% 5.0
総合職に占める女性比率
(2024年4月1日時点)
19.4% 20.0
女性総合職の採用割合率※2 63.6% 40.0
再雇用制度利用率 80% 80

4充実人生 経営宣言

  • 8 働きがいも経済成長も

中期ロードマップ

評価の基準(KPI) 2022年度
(実績)
2023年度
(目標)
社員ワークエンゲージメントスコア 2.5 3.0以上
社員ロイヤルティスコア 2.8 3.0以上
健康経営優良法人の継続 継続

社会への責任

5海洋プラスチック問題への
対応

  • 14 海の豊かさを守ろう

中期ロードマップ

評価の基準(KPI) 2022年度
(実績)
2023年度
(目標)
水辺のクリーンエイド活動の参加人数(年間延べ人数)※2 2074名 1,200名以上
イベント・セミナー開催件数
(年間延べ開催件数)
157回 30

6CSR調達

  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう
  • 12 つくる責任つかう責任

中期ロードマップ

評価の基準(KPI) 2022年度
(実績)
2023年度
(目標)
主要な国内取引先へのCSR調達方針要請率(購入金額ベース) 100% 100
海外グループ会社における重要な取引先へのCSR調達方針要請率
(購入金額ベース)
99% 100
CSR調達方針の合意度
(取引先アンケート調査)
100% 100

7環境負荷の低減

  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

中期ロードマップ

評価の基準(KPI) 2022年度
(実績)
2023年度
(目標)
CO2排出量削減率(Scope1/2)(2018年度比)※2 35% 28%削減

8環境配慮型製品の拡大

  • 2 飢餓をゼロに
  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

中期ロードマップ

評価の基準(KPI) 2022年度
(実績)
2023年度
(目標)
環境配慮型製品の開発テーマ件数 6件 15件/年
環境関連アワード受賞 ~2025年

までに
受賞を
目指す

経営のプラットフォーム

9コンプライアンスの徹底
リスクマネジメント対応

  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 16 平和と公正をすべての人に

中期ロードマップ

評価の基準(KPI) 2022年度
(実績)
2023年度
(目標)
コンプライアンスに関する啓蒙・教育の実施状況(会社数比) 100% 100%
重大なコンプライアンス違反 0件 0
重要リスク項目の各対処策年度内完了率 全項目
80%以上
80%
定期的な重要リスクの見直し 1回 1回以上

10コーポレート・ガバナンスの充実

  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 16 平和と公正をすべての人に

中期ロードマップ

評価の基準(KPI) 2022年度
(実績)
2023年度
(目標)
取締役会出席率 100% 85%以上
株主・投資家を対象とした決算説明会 2回 2
株主・投資家を対象とした個人向け説明会 2回 3回以上
株主・投資家を対象としたスモールミーティング 0回 1回以上
  1. ※1管理職相当の職位も含む
  2. ※22021年度実績をもとに修正または新設した項目

マテリアリティ特定のプロセス/マネジメント体制の確立

  1. STEP 1検討すべきマテリアリティ候補項目の把握と整理
  2. STEP 2マテリアリティ候補項目の優先付け・重み付けと「マテリアリティ・マトリックス」の作成
    マテリアリティ・マトリックスマテリアリティ・マトリックス
  3. STEP 3経営メンバーレビューによるマテリアリティの特定
  4. STEP 410項目の項目別主管部門メンバーと経営メンバーレビューによるマテリアリティの詳細化と中期目標設定
  5. STEP 5マネジメント体制の確立、サステナビリティ委員会によるマテリアリティ項目の見直しも含めた進捗管理の実施

マネジメント体制図