サステナビリティ経営

基本方針・体制

タキロンシーアイグループは、事業を通じて社会課題解決に貢献することで、企業としての持続可能な成長と企業価値の向上を目指しています。そのため、サステナビリティと経営を一体化し、全ての企業活動にESG(環境・社会・ガバナンス)の観点を反映する「サステナビリティ経営」を導入しました。

サステナビリティ経営の基本設計

タキロンシーアイグループのサステナビリティ経営は、下記の 2 つのポイントを重視して取り組んでいきます。

社会起点でビジネス・経営を考える 私たちは、社会ニーズ・期待を起点として自社のビジネス・経営のあり方を考えます。社会課題解決型の事業を推進し、気候変動、人権の尊重、生物多様性などのサステナビリティの課題に取り組むことで、社会環境の変化に対応していきます。
ステークホルダーとのコミュニケーション 私たちは、サステナビリティ経営にはステークホルダーへの開示と対話が重要と考えます。公式Webサイトや統合報告書などの様々な媒体を通じてESG情報などの開示を充実させるとともに、対話を通じて得られた示唆を柔軟に採用することにより、当社グループの持続可能性を高めます。

サステナビリティ経営の体制

タキロンシーアイグループは、サステナビリティ経営の戦略立案と推進を担う機関として、「サステナビリティ委員会」を2023年4月から経営会議の諮問機関として位置づけ、委員会で審議した内容を経営会議へ上程するようにしております。また、経営会議で決議した内容を取締役会に報告することで「経営」との連携を図ります。

サステナビリティ経営のコミュニケーション

サステナビリティ経営には、ステークホルダーとの対話が不可欠です。ステークホルダーエンゲージメントの一環として、株主、機関投資家、取引先、地域社会など、社外の多様なステークホルダーに対し、当社のサステナビリティの取り組みを適時に伝えるとともに、いただいたご意見をサステナビリティ経営の進化に繋げていきます(詳しくはこちら)。

同様に、社内におけるコミュニケーションを重視しており、サステナビリティの取り組み意義や目標、具体的なアクションについての全グループ社員の理解向上を目指し、社内啓発活動を実施しています。具体的には、階層別研修にサステナビリティ経営に関する説明の枠を設けたり、社内ポータルや社内報でも頻繁に様々な形式で紹介しています。

サステナビリティセミナー

タキロンシーアイグループのサステナビリティ経営や新しいESG関連の制度について当グループで働く従業員の理解を深めるため、外部の講師を招いたサステナビリティセミナーを年に1回以上行っています。受講修了時に実施する「アンケート」に寄せられた意見や理解度の状況を、翌年度の研修に活かしています。

実施年度 テーマ 開催概要
2020年度 SDGs マイチャレンジ 2030 SDGsについて普及啓発
2021年度 SDGs マイチャレンジ 2030 サステナビリティに関する他社及び当社の取り組み
当社の今後の計画を紹介
2022年度 サステナビリティ経営のスタートにあたって 外部講師による基調講演及び当社の経営企画本部長との対談によるWebセミナー
2022年度 ビジネスと人権に関するセミナー 役員及び管理職向け人権全般の研修
2022年度 SDGs マイチャレンジ 2030 周知啓発Webセミナー
・気候変動とカーボンニュートラル実現への挑戦
・グループ人権方針と対応の進め方