タキロンシーアイグループでは、地球環境保護を目的として環境理念や環境基本方針に基づき、環境負荷に配慮した生産活動や新製品の開発に努めています。また、世界情勢を鑑み、企業使命をより明確に果たしていくため、2022年度に「カーボンニュートラル戦略」の発表とTCFDの提言に基づく開示を行いました。2023 年度は、中長期視点で戦略立案と推進を担う「サステナビリティ委員会」と、環境保全活動に加え新たに GHG 排出量削減策の立案と実行を担う「環境保全推進会議」を中心に気候変動対策を推進する体制としました。複数あった会議体を 2つに統廃合することで、より迅速な意思決定につなげます。2024 年度は、当社が大切にしてきた「環境理念」を、企業理念体系の中に「尊重すべき価値観」として位置づけ、あらためて環境保護意識を高めていきます。新中期経営計画では、気候変動対応を経営の重要テーマに位置づけ、新たに設定した目標の下で環境負荷低減施策を着実に実行し、カーボンニュートラル社会の実現を目指します。

組織体系