環境

環境指標

環境指標

タキロンシーアイグループでは環境負荷低減への取り組みの一環として、グループの各生産拠点における各環境指標の年間のデータを集計の上、分析しています。
そして、グループ各生産拠点での環境負荷低減への取り組みとその結果を評価し、次年度の活動につなげることで、環境負荷低減を推進しています。

省エネ・省資源への取組(エネルギー使用量、原単位とCO2排出量、原単位)

2023年度タキロンシーアイ全体で2022年度と比較し、エネルギー使用量は減少しましたがCO2排出量は増加しました。
生産拠点での「省エネ」活動、太陽光パネル設置による「創エネ」、「再エネ」の使用を行いCO2排出量の削減に取り組みましたが、電力会社のCO2排出係数が主要因となりCO2排出量原単位は増加しました。
今後もタキロンシーアイグループ全体で抜本的な削減策の検討と並行して、従来取り組んできた「省エネ」活動のさらなる強化を図り、エネルギー使用の最適化に向け取り組んでいきます。

エネルギー使用量と原単位の推移
CO2排出量と原単位の推移

化学物質の管理と低減の取組(PRTR法対象化学物質の移動量・排出量)

タキロンシーアイグループでは、環境負荷の大きいPRTR法対象物質の使用量削減に取り組んでおります。
2023年度のPRTR法対象化学物質の排出量・移動量は2022年度と比べて微減しました。

PRTR法対象化学物質の排出量の推移
PRTR法対象化学物質の移動量の推移

水資源の有効利用の取組(用水量、排水量、排出物総量と原単位)

タキロンシーアイグループでは、限りある水資源の有効活用を図るためにグループ全生産拠点の用水量・排水量を適切に把握しています。
2023年度はどちらも2022年度に比べ減少しました。今後も用水量、排水量の削減に向けた活動を継続します。

用水量の推移
排水量の推移

排出物削減の取組

タキロンシーアイでは工場から排出される廃棄物、有価物、専ら物の合計重量を排出物総量とし改善を進めてきました。
また排出物総量を入庫量で割った値を排出物総量原単位と定義し、2020年度から改善を進めてきました。
2023年度は2022年度と比較しグループ全体で排出物総量も原単位も減少しました。
グループ内での再生材の使用割合が向上し、排出物総量の減少に寄与しました。

排出物総量と排出物総量原単位の推移

定義

排出物
工場から排出される廃棄物、有価物、専ら物
廃棄物
排出物の中で有価物、専ら物以外のもの
有価物
排出物の中で有価物として売却したもの
専ら物
リサイクルを目的として無償で引き取られる紙、古繊維、くず鉄
排出物総量
排出物の重量(廃棄物、有価物、専ら物の合計重量)