人材育成
人材育成・全社教育方針
会社の価値向上を支える社員を育成するために、また社員が自ら成長するために、教育体系を定め、様々な成長の機会を提供しています。職種・等級により必要な能力を育成する研修、グローバル人材として活躍するための教育制度、自己啓発を支援するためのオンライン学習ツールや資格取得奨励金制度等、社員のキャリアプランに応じた教育プログラムを構築しています。
求められる人材像
当社の「求められる人材像」は「Communicate」、「Commit」、「Be Proactive」で表されるように当事者意識を強く求めています。社員一人ひとりが業務に対して責任を持ち、投げ出すことなく最後までやりきること、そして業務の達成により自らの存在価値を高められる人材の育成を進めています。
- Communicate
- 社内外全ての人に積極的にコミュニケーションを図り、自分の想いを伝えられる人材
- Commit
- 自ら考え自ら行動し、そして責任を果たす人材
- Be Proactive
- 事態を先取りし、積極的に新たなビジネスやイノベーションを実現できる人材
人材の獲得
ビジネスの現場における急速なテクノロジーの進歩、不確実性・不透明性を増す事業環境を見据え、次の世代を担う人材を中長期視点で育成するべく、新卒採用を強化しています。
また、中途採用では即戦力としての経験・知見を有する人材を獲得し、事業環境の変化に迅速かつ柔軟に対応しています。新卒採用と中途採用のいずれにおいても、人員計画と「求める人材像」に沿った人材選抜を実施しています。
さらに、シニア人材が豊富な経験を活かして長く働くことができるよう、再雇用制度の活用も促しています。
正社員の中途採用比率
- 2023年度
- 51.5%
- 2022年度
- 66.0%
- 2021年度
- 48.6%
タキロンシーアイでは、総合職の若手社員を対象に、宮城県石巻市雄勝町の宿泊施設「モリウミアス」での研修を行っています。4泊5日の合宿研修ののち、グループワークを行い、その成果を部門長や直属上司へプレゼンテーションします。
「モリウミアス」は、築90年超の廃校を活用したサステナブルな研修施設。本研修は、五感を使って豊かな自然と触れ合い、多様な価値観を学びながら、循環型社会や地域貢献の在り方、自身の「働く意義」について考えることを目的としています。
2023年度研修参加者の声
日常生活では経験できない農林漁業を実体験することで、循環型社会への理解が深まりました。様々な価値観・キャリアを持つ方々のお話を拝聴し、私自身のキャリアビジョンをどう描いていくか、非常に深く考えさせられました。
「30年後のタキロンシーアイ」について考える課題は、難しいテーマではありましたが、営業や技術・開発、それぞれの視点で意見を出し合うことができ、大変勉強になりました。久しぶりに同期と対面し、ワークを一緒に行うことでより結束が強まったと感じます。