社会

労働安全衛生

安全衛生マネジメント体制

タキロンシーアイグループの安全衛生方針「一人ひとりの安全意識醸成による安全で快適な職場づくり」に基づき、タキロンシーアイグループ各社が安全衛生活動を展開・推進し、労働災害予防や再発防止を実施しています。また、グループ会社間で相互に情報を共有・活用することによって、各社のレベルアップやリスク低減推進体制を構築しています。

重点施策

安全面の重点施策項目

  1. 1基本となる安全ルールの周知と遵守の徹底
  2. 2守れないルールの見直しによる安全意識の醸成
  3. 3災害要因の深掘りによるリスク低減策の実践
  4. 4関連法規遵守と法改正対応の徹底

健康・衛生面の重点施策項目

  1. 5健康診断結果有所見者における再検査の徹底
  2. 6特定保健指導実施の徹底
  3. 7時間外労働による長時間労働者の撲滅

グループ安全衛生活動体系図

グループ生産拠点における安全活動

タキロンシーアイグループでは、各生産拠点で安全衛生委員会を中心に各種活動を実施しています。2022年度は、2021年度に引き続き、1.安全審査会による労働災害の原因の深掘りとより有効な対策の実施、2.安全管理レベル評価による安全管理レベルの把握を重点項目として実施しました。

  1. 1安全審査会

    2021年度より近隣工場の責任者も交えた安全審査会を設立しました。労働災害発生工場(自工場)だけでの原因追及と対策では客観性に欠け、対策検討が不十分だったため、第三者視点による指摘を受けながら、自工場だけでは気づくのが難しい発生原因について深掘りするとともに、有効な対策を講じることを目的としています。また、他工場にも適用可能な事例に関しては、協議のうえ、水平展開しています。

  2. 2安全管理レベル評価

    2022年度もグループ会社各社の工場での安全管理レベル評価を実施しました。各拠点の安全管理に係る強み・弱みを明確にすることで、安全意識を醸成し、さらなる安全活動を深化させることを目的としています。

  3. 3火災発生リスク診断

    2022年度はタキロンシーアイの工場で外部業者による火災発生リスク診断を実施しました。専門家による外部の目線での診断を実施することによって、社内だけでは気づくことができなかったリスクを抽出し、火災発生リスクを低減することを目的としています。2023年度はグループ会社にも展開し、火災発生リスクの低減に努めます。

2022年度労働災害発生状況(グループ全体 不休災害含む)