林 倫生

滋賀工場
建装資材製造グループ

2004年入社
工学部卒

仲間の存在に支えられながら


ものづくりの現場に貢献する

仲間の存在に支えられながら
ものづくりの現場に貢献する

キャリアパス

※組織名称は在籍当時のものを記載しています。

2004年 入社
同年 滋賀工場 工務課 配属
2014年 栃木工場 土木産業資材製造課
2017年 滋賀工場 工務グループ
2018年~現在 滋賀工場 建装資材製造グループ

Episode

Episode:011年目~5年目

設計から生産まで任された大仕事で


事前準備の大切さを学ぶ

設計から生産まで任された大仕事で
事前準備の大切さを学ぶ

特に印象に残っているのは、入社4年目で、機械設計、設置工事、生産までの一貫した設備導入を担当したことです。工務課の機械担当として、透明な農ビシートの端にエンボス加工を行う装置を設計し、さらには生産に至るまで、入社年数が浅い中でしたが一貫して担当させていただきました。製造からの要望を元に、図面作成ソフト(CAD)を用いてまずは全体イメージの共有化を実施。その共有情報をもとに、機械設計にて、5m近いフレームのたわみ計算、スライド機構の材質選定、熱膨張を考慮したスライド部のクリアランス計算、ロール回転用モーターのトルク計算といった装置全体の機械設計を大先輩に相談しながら進めていきました。
初めて大掛かりな設備の設計を担当し、プレッシャーもあったせいか、作成したフレームが収まりきらず工事ができないという悪夢にうなされることが数回あり、その度に、現場で寸法チェックをしたことを思い出します。
当時、相談していた大先輩に「段取り8部、仕事2部」とよく言われていたのですが、その言葉通り、今でも仕事をするうえで事前準備を大切にしています。

Episode:026年目~10年目

日本の「当たり前」が通じなかった


異国の地での設備導入

日本の「当たり前」が通じなかった
異国の地での設備導入

入社8年目のとき、中国のグループ会社生産拠点への設備導入を担当しました。機械据付担当として、電気担当の先輩と一緒に中国に2週間滞在し、現地の言葉もわからない慣れない環境の中で、粉砕機、押出機、フレコン投入、ユーティリティー設備の導入をしました。
8年目ではありましたが、工場全体の立ち上げも海外での長期滞在も初めてでしたが、不安よりもわくわく感が大きかったように思います。ただ、工事はなかなか順調とはいきませんでした。現地に通訳の中国人スタッフがいたのですが、専門的な言葉がうまく通じず、イラストや身振り手振りのコミュニケーションで伝えることになり苦戦しました。1週間経過した時点で工程の遅れが明確だったため、納期を元にスケジュール確認をしても、現地スタッフは「大丈夫、任せて」の一点張りで、かなりヤキモキしながらの据付工事を経験させていただいたのを覚えています。
異文化ということ、煙草をくわえた大人たちが、高所作業車を「イー、アル、サン!」という掛け声に合わせて手押しで移動させている姿が新鮮だったり、工程通り工事は進まなかったりと、日本で当たり前にできることのありがたみを改めて実感しました。

Episode:0310年目~現在

製造グループへの異動で


ものづくりの醍醐味を経験

製造グループへの異動で
ものづくりの醍醐味を経験

学生時代は機械を専攻し、入社以来ずっと工務グループで機械に関わる仕事に携わってきていましたが、入社11年目、ものづくりを主戦とするメーカーとしては花形とも言える製造グループへ異動することができました。プラスチックの原料の種類や特性、製造条件、製造原価などの知識に触れることができ、11年目にして初めて耳にする言葉などもあり、新鮮で刺激的な環境下に身を置いています。
2年半在籍した栃木工場の土木産業資材製造グループでは、技術グループ(旧品証)の方と開発案件にも携わり、既存ラインに押出機を追加したり新設備を導入したりしました。工務時代は導入して動かすことができれば終了でしたが、製造ではその後製品化に至るまでが勝負となり、最終的な調整に苦労しました。製造条件の温度設定やスクリュー回転数を変更したり、設備的にパーツの改造をしたりと、現場オペレーターと一緒に直接ものづくりの立ち上げに携わることができました。
現在の建装資材製造グループにおいても、シーティング技術に加え、印刷やコーティング技術を扱っており、ものづくりに近い場所で業務を行っています。

タキロンシーアイで働き続ける理由

支えてくれる人の存在と
キャリアアップのための環境がある会社

ずばり「人」と「キャリアビジョンの共有」です。
個人的な考え方として、欧米のようにキャリアップのための転職に対しマイナスのイメージを持っているわけではありません。そのような中でも私がタキロンシーアイで働き続ける理由は、「人」にあります。入社17年目になりますが、節目節目でキーパーソンがいました。それは一緒に愚痴を言う仲間であり、気にかけてくれる先輩であり、一緒に汗を流す同僚たちでした。人の助けがあったからこその17年間だと感じます。
また、自分のキャリアビジョンの共有ができていることも、当社で働き続ける理由として大きいです。学生時代に専攻した機械の知識を生かせる工務で経験を積み、その後、ものづくりの現場に近い距離で携わることができています。さらに、設備投資のための海外渡航や語学研修など、グルーバルに活躍できる場もあり、希望する経験を積めていることに満足しています。

Private

小学校からしているサッカーを、現在も「おじさんサッカー」と呼ばれるアラフォー組織で継続しています。サッカー好きのアラフォーが、毎週日曜日の早朝7:30から集まり1時間程度汗を流しています。月に1回ほどは、週末の夜19:00から22:00にフットサルも楽しんでいます。日中は家族サービスをするという似た者同士でわいわいがやがやしながら、日頃のストレス(!?)発散の場として、夢中に1つのボールを追いかけています。

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