赤井 剛

岡山工場
製造グループ長

1998年入社
工学系研究科
物質工学専攻修了

やる気と根気で自分の可能性を拓き


世界を舞台にモノづくりに挑む

やる気と根気で自分の可能性を拓き
世界を舞台にモノづくりに挑む

キャリアパス

※組織名称は在籍当時のものを記載しています。

1998年 入社
同年 滋賀工場 建装資材部 配属
2008年 BONLEX EUROPE S.R.L 出向
2012年 滋賀工場 建装資材押出課長
2016年 BONLEX EUROPE S.R.L 出向
2020年~現在 岡山工場 製造グループ長

Episode

Episode:011年目〜7年目

新人のうちからどんどんチャレンジ


自分の可能性を開いた大型プロジェクト

新人のうちからどんどんチャレンジ
自分の可能性を開いた大型プロジェクト

入社当時は、ダイオキシン問題の影響で全社的に脱PVC・非PVCに取り組んでいる変革期でした。配属先の建装資材部では、ポリエステル系樹脂を使ったPVC代替製品の開発を行っており、私はテストラインでの新商品の生産方法を調査する担当になりました。部にとっても未知の樹脂で知見が乏しく、大変苦労したことを覚えています。何とか小規模での生産が可能になると、すぐに本格的な生産ライン設置のプロジェクトが始動。その際上司が「いい機会だから」と、立ち上げから生産開始までの進捗管理や製造オペレーターの方々への説明などを任せてくれました。経験が浅い状態での大型プロジェクトへの参加は不安が大きく、失敗もたくさんしましたが、それでもなんとかやり遂げることができたのは、先輩や上司サポートがあったからです。その後さらなる受注拡大により、次々と新ラインの導入のプロジェクトも立ち上がり、それまでの働きを買われて全体的な取り纏め役を任されました。この経験で、生産管理や設備に関する知識、生産現場の方と信頼関係の構築力など様々なスキルを習得でき、大きな財産になったと感じています。製造マンとして大きく成長できた期間でした。

Episode:028年目~

異なる環境に置かれて身に付いた


発想転換力と上に立つ者の視点

異なる環境に置かれて身に付いた
発想転換力と上に立つ者の視点

海外からの受注増に対応するための海外進出が決まったのが、入社8年目頃だったかと思います。約2年間の準備期間を経て、イタリアでの工場建設プロジェクトが始動し、ここでは生産にかかわる4M(Man,Machine,Material,Method)の取り纏めを担当しました。語学力が乏しいながら工務課の先輩方と、欧州の設備メーカーと打ち合わせを重ねるなかで、文化や言語が異なる相手にこちらの要求を伝える事の大変さを実感しました。特に、どこのメーカーにもカスタマイズにうまく対応してもらえなかったのには苦労しましたが、目的を明確化し打ち合わせすれば、こちらの要求を伝えやすい事が次第に分かってきました。日本では手段に重きを置いていましたが、海外ではそれが通用しないことに気づき、既存のやり方に捉われないことの重要さを学べたと思います。
並行して、将来の同僚である現地採用者の面接や日本での技能実習も行いました。それに合わせて当時の語学サポートの制度を利用し、イタリア語・英語の勉強を開始しましたが、特にイタリア語学習は後々の強力な武器となっています。
そして工場建設もいよいよ大詰めを迎えたころ、今度は製造の責任者として工場の職長クラス5人と共にイタリアへ赴任しました。

Episode:03管理職登用~現在

人材育成で直面した困難と


時間が経って噛みしめた達成感

人材育成で直面した困難と
時間が経って噛みしめた達成感

年功にとらわれない社風により、イタリアでも管理職として工場立上げを担当することになりました。しかし、ほとんどが外国人という現場でOJTを進めると、文化や習慣の違いでの衝突が頻発。ローカルスタッフの“人づくり”が初期の課題でした。それは、製造担当のみならず間接部門といった工場全体に及び、工場の組織の一員としての基礎からの『人づくり』を行いました。最初は「日本ではこうだ」という態度をとりがちになり、なかなかうまくいきませんでしたが、多様性の尊重、手段と目的を明確に分けることを意識できた頃から仕事がスムーズに進みだしたように感じます。
その後一旦帰国し、5年後にイタリアへ再度赴任。自分たちが指導したローカルスタッフが中心メンバーとして大いに活躍し、プロジェクトを成功に導いてくれたのは、かなり嬉しかったです。まさに「モノづくりは人づくり」を体験できた瞬間だったと思います。彼らもこのプロジェクトでの体験を糧に、次世代育成を行ってほしいと願っています。
現在は岡山工場へ異動しましたが、ここまで学んだ事を活かして、日々の業務に取り組んでいます。

若手社員に求めること

意志あれば道ありの精神で
社員を応援してくれる会社

私は化学系ですが、新規ラインの導入や工場立上げなど、エンジニアリングに近い仕事を多く担当しました。やる気と根気で、いろんな可能性が広がるところが魅力の会社だと感じています。また、海外で仕事をしたい人は、日本で仕事のスキルをしっかりと磨いておけば、特別な語学力がなくても必ず海外で活躍できるチャンスがあります。海外勤務は大変ですが、得るものは多いので是非チャレンジしてください。

Private

イタリア赴任中に、現地のアルパインクラブに入会しました。日本人は私ひとりだけという状態から始めましたが、根気よく通うことで友達も増え、両国の文化や思考の違い、食べ物についてなど、色々な話に花が咲きました。日本文化は、彼らにとって大いに新鮮だったようです。それが講じて、けん玉教室や書初め教室を開催する羽目になったのもいい思い出です。海外赴任した時は、現地のコミュニティーに参加するというのもとても良いものです。

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