岩浦 充

経営企画部 副部長

成長戦略推進グループ長

1995年入社
工学部卒

自分の仕事に常にこだわり


経営統合という大きな変革も影で支える

自分の仕事に常にこだわり
経営統合という大きな変革も影で支える

キャリアパス

※組織名称は在籍当時のものを記載しています。

1995年 入社
同年 東京工場 管工機材開発 技術開発課 配属
同年 管工機材事業部 東京商品開発部
1998年 東京工場 管工機材製造部
2003年 建築資材事業部 管工機材商品開発部
2009年 タキロンマテックス株式会社 出向
2012年 経営企画部長付
2017年 経営企画部
2020年~現在 経営企画部 副部長 兼 成長戦略推進グループ長

Episode

Episode:011年目〜7年目

オリジナルの製造設備を


仲間と共にゼロから立ち上げる

オリジナルの製造設備を
仲間と共にゼロから立ち上げる

1995年の4月タキロン株式会社に入社後ほどなく東京工場に配属となり、住設建材の商品開発部門と技術部門を行き来しながら多くの品種の新商品を開発しました。商品開発では、市場調査、商品企画、顧客提案、製品設計、さらには、製造や品質管理、販売支援、クレーム対応に至るまで、商品が上市される一連のプロセスに関わることで、顧客ニーズと会社のシーズをつなぐ業務を一貫して経験することができました。
なかでもレジコン水栓柱のリニューアルは、製造方式改革の成功体験として強く記憶に残っています。生産効率の大幅アップを目指し、旧来の製造方法をゼロベースでアイデアを発想するところから始めました。ラボレベルでのトライ&エラーを繰り返し行い、製造能力の実証に相当苦労しましたが、仲間の強力なサポートにも支えられ、世界に一台しかないオリジナル製造設備を完成させることができました。もちろん、その設備は今も現役で稼働しています。
いま振り返ると過去の経験や概念を覆すような構想をよく許容してくれたものだと当時の上層の英断に感謝しています。強い信念を持った未知へのチャレンジには寛容な会社であると感じております。

Episode:028年目〜

現地へ足を運び


真のニーズを汲み取る心がけを

現地へ足を運び
真のニーズを汲み取る心がけを

入社から14年後、東京工場(茨城)から離れ、タキロンマテックス(東京)へ約3年間出向となりました。
タキロンマテックスは主にマンション大規模修繕工事における共用部のビニル床材改修を取り扱う販売会社ですが、私のミッションは営業ではなく床材以外の新規事業開発で、お客様と近い距離で顧客ニーズをしっかり反映させたものづくりを行うというものでした。
市場調査では100件以上の改修候補マンションを短期間で訪問し、時にはアポイント無しの突撃インタビューで管理組合や住民の声を直接伺ったりもしました。昨今のリモートワークとは全く逆の行動なのですが、三現主義(「現場」「現物」「現実」)の実践でしか知ることができない、生きた情報を商品に反映させることができたと思います。
マーケットイン商品開発では、お客様の不満解消や利便性の高い商品の提供にこそ価値があります。古い考えかもしれませんが、現地に足を運び、当事者と直接目を合わせて入手した情報は、い真実でありかつ物事の本質を的確に突いているということは、な今後も変わらないのではないかと、思い返して改めて感じました。

Episode:03管理職登用~現在

企画の最前線を担い


経営統合の際も尽力

企画の最前線を担い
経営統合の際も尽力

17年間の商品開発生活に別れを告げ、2012年4月に本体の経営企画部に異動となりました。商品と向き合う仕事とは全く異なる業務であり、逃げやごまかしの全く効かない厳しさに直面しました。
経営企画の仕事は一言で表すのは難しいですが、経営の外部環境と内部環境を背景に、知識やスキルを駆使して企業としての最善を企画提案する仕事になります。業務内容は常に新鮮で刺激的、スピードを求められるもので、否応なしにProactiveです。特にトップマネジメントの考え方を身近に感じることができたという点で、経営企画部での経験は代え難い勉強の機会となりました。
その中でも経営企画部5年目に入った2016年、タキロンとシーアイ化成の経営統合の担当に従事したことが印象深く残っています。統合条件交渉やデューデリジェンス、株式譲渡契約、統合準備委員会推進など、旧タキロンも旧シーアイ化成も皆てんてこ舞いになりながらも協力し合い、無事に2017年4月1日に経営統合初日を迎えることができました。恐らくサラリーマン人生で(今のところ)一番の大仕事になったと思います。そしてこの貴重な経験を得られたことについては、これまでのキャリアを支えてくれた上司の方々への感謝しかありません。

若手社員に求めること

自分の仕事には
とことんこだわり抜く努力を

自分の仕事にはこだわっていますか?早く終わらせようと狭く浅い範囲で仕事をこなし、新しいことに対して逃げ道やできない言い訳を探していませんか?それでは薄っぺらの仕事しかできません。
与えられた仕事の目的と本質は何なのかを考えること、そして、特に忙しいときは辛いですが、逃げたい気持ちを抑え、仕事を理解して結果にこだわることが大事です。それが企業の成長と自身の成長のwin-winにつながるのだと思います。「とことんこだわる」ことを、ぜひ意識してみてください。

Private

コロナ禍で旅行や外食、ゴルフが制限される中で、家にいる時間が長くなっています。家の片付けも一段落した今は、インテリアをDIYしています。LEDテープで間接照明をしたり、観葉植物を上から吊るしたり。おすすめの観葉植物はビカクシダです。別名コウモリランでコウモリの羽根のような特徴的な葉をしており見るに飽きません。今はコルクボードへの着生にも挑戦しており、その姿を肴に焼酎するのが週末の楽しみになっています。

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